>>952
その最適化で消えるようなもんが言語仕様
例えばRustでは言語仕様で通常の参照ポインタはnullにならない
nullを言語仕様として扱わずNone値を持つOptionを導入にしている
そしてヌルポの先へアクセスすることを完全に封じている、というのが言語仕様

ところがその抽象レベルを離れて実装レベルになると話が違う
愚直にOptionを実装すると参照ポインタ以外にメモリを余分に使う
そこで最適化によってNone時は参照ポインタの実体アドレスを0すなわちnullポインタとしている
これでOption分の余分なメモリを使わずに済ませている

つまり言語仕様としての抽象化されたレベルと
実際にアドレスがどうなるかという具体化されたレベルは常に区別しないといけない
Rustプログラマーとしては実装でどうなるかは知らなくてもプログラミングできる
そしてまずはその抽象的なレベルのみ意識して学習すべき