>>14
もしかして俺が前スレ962で単純に40MB足してたのが気になってたのなら申し訳ない。
あれは足しすぎだった。RSSの意味は以下。
https://stackoverflow.com/questions/7880784/what-is-rss-and-vsz-in-linux-memory-management
十分なメモリがある状況で普通に実行させた直後(スワップされてない状況)なら、RSSで問題ない。(はず)

以下は前スレ992内にある図だが
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Table_of_x86_Registers_svg.svg
これ全部を待避するのに1kB程度かかるらしく(真面目に数えれば正確な数値は出せるが、やる気無し)
この分をOS側が待避するので、単純に言えばスレッド数*1kB程OS側のメモリを食ってる。
これがgoroutineだと必要ない(Goランタイム管轄で待避で、RSSに計上されてる)ので文句付けられてる。

だから公平に見るなら、goroutineはRSSそのままで良く、OSのthreadを使うならスレッド数*1KB程度追加かと。
(40MBはスレッド数*4kBにしてるので、多すぎ。
アクセスのない、単なる待避領域なので、ページ単位である必要はない。)


そして関数呼び出しのオーバーヘッドについてはそこにモロに書いてあるな。(GitHub上ソースの17行目〜60行目)
0〜4Cycleのオーバーヘッドになる。
方式としては、スタックの底に96Bytes(=40+56)の領域があらかじめ確保してあって、
これらはメモリが足りない時に呼ばれるdeferproc()とmorestack()に必要なスタックサイズなのだが、
逆に言えば96Bytes以下のスタックしか使わない関数ならスタックポインタがそこを越えてなければ問題ないわけで、
以下チェックを通してる。(guardがスタック満タン-96Bytesのアドレスを示してる)
> CMPQ guard, SP
> JHI 3(PC)
> MOVQ m->morearg, $(argsize << 32)
> CALL morestack(SB)
まあスタック増加がなければINT/BR/NOP/NOPなので、オーバーヘッドは通常1か2Cycleじゃないかと思うけども。