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大学のOSの授業で何を学んだんだ?

シェルスクリプト言語論2 提供機関:金沢大学
担当教員 大野 浩之,松浦 智之,森 祥寛
https://www.ucon-i.jp/newsite/city-college/kamoku/2022/063_%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%88%E8%A8%80%E8%AA%9E%E8%AB%962.pdf

皆さんの中で,プログラミングを勉強して,さまざまなプログラムを作成したいと考えたことのある方は,どれだけいるだろうか? しかし,
どのように学んで良いか分からない。JAVA? Python? R? Oracle? PHP? C?などと言われても,何を学んで良いか分からない。そんな
こともあるでしょう。特に,多くのプログラミング言語では,1,2年毎に大きなバージョンアップなどがあり,その前後で作成したプログラムが
動かなくなったり,新しいプログラムが作れなくなったりします。
そこで本講習では,古くから存在し,今もほとんど変わること無く使用できる「POSIX環境におけるシェルスクリプト」を使ったプログラミン
グ手法について学習をしていきます。シェルスクリプトは,UNIXやLinuxと呼ばれるOSにおいて,システム操作などにも使用されるもので,多く
のコマンドから形成されるものです。それ故に最近のプログラミング言語ほど派手なことはできませんが,古くから変わらず存在するため,これ
から先も長く長く使用可能です。また,シェルスクリプトは,プログラミングに限らず,LinuxやWindows10,macOSなどをコマンドから操作する
ときに使用できます。シェルスクリプトを十全に使用できるようになると,研究活動を始めとする,さまざまな業務処理に,これまでとは違う視
点からの作業環境を与えることができます。
授業では,受講者は,このPOSIX環境におけるシェルスクリプトについて,新しい視点で学ぶとともに,「すべてのUNIXで25年後も動く普遍的な
プログラム」を書く方法について会得し日頃の問題解決に適用できるようになることを目標とします。