>>192
こんな事をやれって教えてるよ

12.4.2 現バージョンの保存(コミット相当)をどうやるか

POSIX 原理主義的バージョン管理の概要が確認できたので、次は実際にどのように保存や閲覧をやるかを説明する。
まずは、日々開発していくソフトウェアの一式を保存する方法についてだ。
これは一般的なバージョン管理ソフトウェアでいうところの「コミット」に相当する。

"cp -pR" でコピーするだけ

といっても大げさなことは何もない。単に、キリのいいタイミングで、開発したソフトウェア一式が置かれているディレクトリーを、
リポジトリーとして定めたディレクトリーにコピーする。これだけのことだ。何も難しいこともなければ、
特別なソフトも要らない。次のようにcp コマンドを使うだけだ。

$ cp -Rp 保存対象のディレクトリーリポジトリーとするディレクトリー/YYYYMMDDnn

その後にあるコピー先ディレクトリー名の"YYYYMMDDnn" についてだが、これは保存日付の8 桁+ その
日の通番2 桁だ。例えば、2019 年8 月12 日の5 回目の保存なら\2019081205" という具合になる。
言っておくが10 個の数字でなければならないというわけではない。必要に応じて通番の桁数を増減させても構わんし、
見やすさのために日付と通番の間に"_" を挿むなどしても構わん。