結局まとめるとこうかな?

静的ディスパッチ ← 静的に型情報が決まる場合にコンパイル時に呼び出しメソッドが確定すること
動的ディスパッチ ← 動的に型情報が決まる場合に実行時に呼び出しメソッドが確定すること

Rustのmatch文でのenumの分岐は静的に型情報は確定しているけど呼び出しメソッドを決めるわけではないので静的ディスパッチではない
Rustのmatch文でのenumの分岐は静的に型情報は確定しているため動的に型情報が決まる動的ディスパッチとは無縁
つまりRustのmatch文でのenumの分岐はどちらのディスパッチでもなく一つの型の中の値による条件分岐にすぎない