おそらく植山類が新しいリンカを作ったあたりが開発ツール高速化の機運の始まりだと思う。
歴史的事情でごちゃごちゃしてて遅いのが仕方がないと思われていたものについて
速度を意識して書いてみたら数百倍単位で速くなってわひゃーーというのが強烈なインパクトだった。
(それは C++ で書かれてるんだけどね。)
商売で開発ツールを提供している会社にとっては少なくともそれと同程度のものを出さないと面子が立たない。
リンカを作ってるところはこぞって高速化に努めた。
リンカ以外にもその機運が波及しているのが今。

で、高速化のキモはデータ構造であるというのが明瞭になったんだけど
メモリ管理の部分を処理系 (ランタイムサポート) の側でやるようなものだとそこんところのチューニングが出来ない。
Rust である必然性が強いわけではないけど C++ とかよりは今なら Rust のほうがいいかなってのはまあ自然な判断ではある。