ただ、K(ケルビン)を検索する為には、今後とも、殆どの人がK(アルファベット)を使うに決まっている。
だから今後とも、K(ケルビン)とK(アルファベット)を(少なくとも検索時は)同一視する必要があり、
この辺で技術的負債がかなり発生する。
(仮に、あらゆる文書でK(ケルビン)とK(アルファベット)が完全に間違いなく分離された時代の後でも、
K(ケルビン)は利便性の為にK(アルファベット)で検索され続けるはず)
これ以外にも、unicodeはこの手の話が多い。
勿論、現存する文字情報を全てデジタル化する為に、あらゆる文字を少なくとも表示できることが必要であり、
これに向かって邁進した結果、色々矛盾を抱え込む状況になってるのは仕方ないにしても、
規格として、これを最優先、という方針がなく、あやふやな印象なので、無駄に矛盾が発生しまくってるように見える。
だから、unicode=正しい、とは、俺には全く思えない。

この点、MSの「互換性重視以外にはないだろ馬鹿タレ」は分かりやすくていい。
使用者にとって、挙動を100%予測/納得できることが最重要だからだ。

unicodeの正規化問題なんて、初めて知ったときには、かなり驚いた。
本来規格/仕様上にあんな問題が存在する事自体が間違いで、
NF(K)C/Dのどれでもいいが、本来は、入力時に正規化してしまって、
unicode文字列として存在するのは正規化後の文字列だけ、という規格/仕様にしてないといけない。
これをしなかった/出来なかった正当な理由なんてない気がするがね。
この辺がunicodeは規格側の体制/方針が間違ってる、というかあやふやなままだ。
だからろくでもない規格になりつつある。
(寄り合い所帯の限界ではあるのだろうけども)