>>21
関数名の前に auto を書くと仮引数の後ろに返却値の型を書けるようになる。
つまり -> から { までのところに書いてるのが返却値の型。

従来の書き方では関数の仮引数を返却値の型を決定する文脈では使えないというルールがある。
たとえば
template<class T> decltype(e) foo(const T& e) {return e;}
というようなことは出来ない。 ここで e を参照することは出来ない。

後置では返却値の型を書くところで仮引数を使ってかまわない。
template<class T> auto bar(const T& e) -> decltype(e) {return e;}
ってのはアリ。

この場合の auto は返却値の型を後置するというマークってことね。
後置にする必要がなくても後置で一貫させてるプロジェクトもたぶん結構ある。
auto がこのような用途で使えるようになったのは C++11 からなのでもう結構浸透してると思うんだけど、全く見たことないの?

!! は ! をふたつ並べてるだけ。 bool にキャストする代わりに使うイディオムなんだけど見づらいからやめたほうがよいという人も多い。