排他処理が入ると並列化の恩恵がだいぶん減るので高速化の意図でマルチスレッドを使うなら排他が不要な部分を見つけるのが第一だね。

メモリなどの各種のリソース管理の後始末を別スレッドに任せるという例も聞いたことはある。
デストラクタが起動するとサブオブジェクトのデストラクタも連鎖的に起動するからワンフレームの時間が限られている状況では間に合わないということも起こる。
だからデストラクタは後始末が必要なリソースをテーブルに登録するだけにして、別スレッドが実際の後始末をするってことね。
もう使うことの無いリソースだというのは分かってるから排他は少なくてすむ。
(ヒープメモリの管理テーブルはスレッド共通だから排他がゼロとはいかないと思うけど。)
後始末が少しくらい遅れてもどうということはないし。