余談だけど生文字列リテラルの扱いにはちょっと変な特別扱いがある。
C++ では処理の初期段階で行を連結 (改行を削除) してしまうことになっていて、その時点では各改行が生文字列リテラルの中なのかどうか認識してない。
https://timsong-cpp.github.io/cppwp/n4950/lex#phases-1.2
後でトークンを分割するときになって生文字列リテラルを認識したらその範囲では連結を「取り消す」という処理が入る。
https://timsong-cpp.github.io/cppwp/n4950/lex#pptoken-3.1
結果としては改行はそのまま含まれるだけなんだけど、理屈としては色々な操作 (変換?) はされてる。

ただ、これは C++ の言語の解釈の話であって処理系の実装方法ではない。
つまり結果が同じであれば実装方法は問わないので連結してから取り消すのではなく連結の例外にしてもかまわないし、
生文字列リテラルを普通の文字列リテラルに変換するような手法もあるのかもしれない。