例えばu32型にその値を半分にするメソッドhalf()を生やしたいとしたら自作トレイトHalfを用意してu32に実装してやればメソッド拡張できて
そのトレイトHalfをuseすれば第三者もその恩恵に授かってhalf()メソッドを使えるわけだけど

仮にOrphan ruleがない世界だと
u32型には実装されていないstd::ops::Negトレイトも誰でも実装できてしまう
先ほどのhalf()メソッドはuse dareka::Halfした時のみ使えるから自己責任で済んだけど
今回は別目的でuse std::ops::Negしてる人にもu32型にneg()が生えてしまう
本来はu32型の変数xに対して-xはコンパイルエラーとなるけど
今回はneg()が使えて-xがコンパイル通ってしまう
しかも実装の内容によってはその-xの挙動が不明だ