>>569
ああ、君はガチで賃率のチの字も知らないかわいそうな子だったのか。教えてやるよ。
JR(幹線)の税抜運賃は、300km以下の部分は16.2円/km、300km超600km以下の部分は12.85円/km、600km超の部分は7.05円/kmで積算している。
もちろん、0.1km単位の計算ではなく、ある程度の範囲の距離(例:10〜15km、80〜90km、300〜320km、1000〜1040km)は範囲の中央で計算した額で代表しているが。

よって、10000kmの運賃は大雑把に言えば
 (16.2×300 + 12.85×300 + 7.05×9400)
で求められる。
これを9360kmと640kmに分割したらどうなるか、数学の分配法則を使って計算すると
 (16.2×300 + 12.85×300 + 7.05×8760) + (16.2×300 + 12.85×300 + 7.05×40)
=(16.2×300 + 12.85×300 + 7.05×8760) + ((9.15+7.05)×300 + (5.8+7.05)×300 + 7.05×40)
=(16.2×300 + 12.85×300 + 7.05×9400) + (9.15×300 + 5.8×300)
第1項が元々の10000kmの運賃だから、第2項の分、4485円だけまるまる高くなる。

長距離の乗車券をぶった切るのは、これだけ強烈に損をするということだ。
600kmと640kmが同じ運賃だからといっても、上記の賃率よりその実質的な差はわずか282円。
分割による賃率が上がる損には桁で及ばない、まさに焼け石に水。

これくらいの話は、このスレの住人なら説明されなくても当たり前に知っていると思ったのだが、
まさか規則スレに>>569と同じ勘違いをしているかわいそうな子は他にいないよな。