2025年には、現在でも主要な消費者層である団塊世代が全員後期高齢者になった頃。
彼らが病気になったり施設に入所するなど、消費額は急激に低下し、内需は急速に縮小。今まで不景気に強いとされてきた内需型企業は淘汰の嵐に晒される。
また、年金、介護、生活保護費の急増で、国・自治体ともに、現在でも苦しい財政はさらに逼迫する。
加えて、高度成長期に造られた道路、橋、トンネル、水道管その他公共施設の老朽化が深刻になるが、維持・補修費用すら賄えなくなる。

そんな真っ只中に時代錯誤の万博とは笑止千万。
近い将来、万博開催費用の重みに耐えかねて、費用を削りまくり、地方博レベル以下のチープなイベントになり果て、自ら開き直って「ケチケチ万博」と称し始めること請け合い