>>894
鉄道は赤字を垂れ流して当たり前…という論の「鉄道」の部分を
「公共交通」という言葉に置き換えて考えた場合
「赤字前提であるからこそより赤字を圧縮可能な交通機関を用いることが持続性や拡張性の観点からより有効なのではないか?」という考え方『も』成り立ち得る訳で
鉄道の廃止=公共交通の軽視という単純な構図ではなく
鉄道には公共性があり公共交通であるからこそ廃止が妥当である場合も存在する…という視点も
多局型の構造の論争を意識すれば
「合意は出来ない人でも理解は出来る」とは思うんよな
乗り物大好きはどうしても二項対立の思考になりやすいタイプなので
鉄道の存廃にしろ公共交通重視にしろ
単一局面での論争になりがちで
複数の条件を考慮した考察になりにくいのが
いわゆる『絵に描いた餅』になるケースが多い理由なのかな?とは思う