今月はじめ、職場に新しいPC(Core i7の結構ハイエンド構成)が入りました。
多分私が運用保守をまかされそうな雰囲気です。業務的にとある構造分析や
シミュレーションなど行う必要があり、拡張カードを刺してHDDを増設して使う
ことは聞いていたのですが、納品された拡張カードに書かれていたのは
AHA-2940Uという型番でした。

「うへぇ〜、よりによってSCSIかよ」

たった20MB/s、コネクタもケーブルも太くて古めかしい、今の奴はOS入れても
/としてマウントできるのか、今時の高速HDDに対応できるのか不安はつきませんし、
SCSIユーザーが少ないのでネット上の情報も少なく調べるのも大変です。
おそらく導入に際して、大学など教育機関で最初にSCSIに触れて刷りこまれた人間が
強気の知ったかぶりをして発言権を得て「俺流」をつらぬき紛れ込ませたのでしょう。

昔、当時、唯一HDDやCD/MO、テープドライブ等を外付けにでき、デイジーチェインで
拡張性が高かったSCSIは大学など教育機関に浸透していて、日本のストレージ界に
多くのバカが輩出しました。

これから私は、おそらくそういうバカが、ターミネーターが無いよとか、
SCSIケーブル全長1.5mだっけ? 6mじゃないの?とか、SCSI IDがぶつかっちゃった、
などと、SCSI通気取りの偏ったどうでもいい我侭を言い出し(だからSCSIにするん
じゃねーよ)それと戦わなければならないのでしょう。そして時代によって
決着している、過去25年のSCSI界隈のくだらないそれらの議論が再現され、
それに巻き込まれるのでしょう。もう今からうんざりです。

だからお願いです。教育現場ではSATA1でもSATA2でもSATA3でも
eSATAでもなんでもいいですがシリアルATAのHDDにしてください。

教育機関で懐古趣味のバカを量産されると現場が非常に苦労するのです。