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【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】

1名無しさん@お腹いっぱい。
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かつて芥川龍之介も「蜘蛛の糸」という Webに溺れた青年と
1本のイエローケーブルを題材にした名作を残したが
我らUNIX屋も次世代に残る長短編を残そうではありませんか

過去の名作文庫(前スレ)
IP パケット − はるかなる旅
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/unix/1005373223/

UNIXにまつわる創作、ノンフィクション、
論文を発表するスレッドです
リレー作成、解説、批評なんでもあり

482yamada
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おれの名は IP パケット。
生まれは東京都内のあるビルの中。

これから太平洋を越えて、某米国企業のメールサーバまで、
長い航海のはじまりだ。


俺はイラついていた。
既に行列は長蛇をなし、一体何時俺の順番が来るのか想像も
つかない。
ぼんやりしながら俺は、ここに来る以前立ち寄ったメール
サーバーでのやり取りを思い出していた。
483yamada
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「え?あそこに行くのかい?」
高慢でいけ好かないExchange2000でのリレー処理を終えた俺は、
途中で俺と同じメールパケットと一緒になった。
「何でも俺の仲間が行ったことがあるらしい。そこには。ククク」
嫌な笑いだ。俺は奴をちらりと見た。

◇◇◇未承認広告 過激DVD激安SHOP◇◇◇

どうやら奴も俺と同じくいい主人に恵まれなかったようだ。
「どんなところだ?」
「心配するなよ。大丈夫。ちゃんとMXにも登録されてるし
機能している。道中何もなければ行き着けるさ。ククク」
484yamada
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・・・・・・・

俺はため息をついた。
これで何度目のため息だろうか。

ふと気がつくと俺の前にくたびれた初老の男が立っていて
俺を手招きしている。
行列の連中の非難のこもった視線を受けつつ、その男に
歩み寄った。
485yamada
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「あんたはまともなようじゃな」
俺は怪訝に思い老人を見つめた。
「こっちじゃ。」
老人はついてこいというしぐさをし、別の方向へ
向かって歩きだした。

「あの連中はいいのかい?」
さっきまで俺が並んでいた長い行列の方を振り返り
ながら俺は老人に問いかけた。
「いいんじゃ」
老人は短く答えると、わずかに首をすくめた。
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