そもそも、なんで10年も前に全盛期を終えている旧バージョンである mule を
こんなに長いこと引きずる人間がいるのか。
それは、
emacs 18 ベースのnemacs や mule
emacs 19.28 ベースのmule
emacs 19.34 以降ベースのmule
emacs 20 以降、
 GNUEmacs 統合された mule
 Xemacs として進化した Mule
がそれぞれの事情で過渡期にあって、お互いのの互換性があまりに低いからだ。

互換性の基礎になるはずの emacs lisp 環境自体も、どんどん分かりやすく
書きやすい方向に進化しているため、コンパイルしたバイナリはもとより、
ソースファイル自体の互換性も、少なくとも前方互換性に関しては
低いと言わざるを得ない。

まして、2ch が生まれた時期からして emacs 20 時代の末期だったのだから、
旧バージョンのことまで考慮して、使えるようになっているなんて期待するのは、
はっきり言って甘いのでは?