http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0602/16/news065.html
 ナット・フリードマン氏によれば、NovellのXglアーキテクチャーは描画モデルを
ラスタモデルからベクタモデルへ移行するもの、今後10年から15年は実用に耐える
「最新の」グラフィックス・モデルを提供するものだという。「当面これで大きな懸案事項は
消えるので万事うまくいくだろう。この機能を提供するもう一つのOSはMac OS Xだけだ。
理由は、ハードウェアと密に結び付いているからだが、われわれがやっていることも
ハードウェアを利用しているに過ぎない。Windowsはこれがまだ欠けている。
われわれとしては、3Dグラフィックス・アクセラレーションの世界をプロプライエタリな
ソフトウェアに譲るつもりはない」
 XglはLinuxデスクトップに魅力的なグラフィックスを提供するだろうが、フリードマン氏は
「Xglの妙味が3D自体にあるわけではない」と言う。「それよりも3Dハードウェアの
アクセラレーション機能を利用して、Linuxデスクトップの処理をもっと効率化することに
意義がある」