Sunが得意とするUNIXでさえ、
DECのミニコンのPDP-7上で最初作られ、PDP-11やVAX11上でよく使われてた

Sunは出来合いの68000とBSD UNIXを採用し、低価格ワークステーションを実現
BSD UNIXの中心人物であるBill Joyを経営幹部として引き抜きUNIXの覇者になり
すべてが独自開発で主力製品が高価だったDECを滅ぼしたが
その後、DECと同じ運命を辿った

Sunはモトローラの68000やその後継の68020、68030という
マイクロプロセッサの高性能化とBSD UNIXの採用で低価格高性能を実現し普及しただけ
OSが独自開発だったApolloはSunとの価格競争に負けた

1980年頃のVAX11/780は1億円したという話があるが
性能は約1MIPSで1986年頃に出た286パソコンよりも性能が低かった
だからUNIXワークステーションが躍進できた
カリフォルニア大学バークレイ校のRISC研究と基にしたSPARCや
スタンフォード大学のRISC研究を基にしたMIPSなどのRISCプロセッサの出現で
DECのミニコンと比べ同性能で1/10の価格を実現し
さらにUNIXワークステーションが躍進したがそれも長くは続かなかった

Pentium以降のx86の性能向上、
特にAthron64、Pentium4の時代ではシングルスレッド性能でRISCを追い越し
Windows NT4.0やWindows 2000そしてLinuxの出現で
ローエンド、ミドルレンジのサーバでは
高性能でより低価格を実現したPCやPCサーバに負けた