規格厨じゃない大半の人間には関係ない話。
個人的に TeXLive のあの一つの階層にぐちゃぐちゃと独自の名前で設定や一時保存が格納されているのが気に食わない。
そんな訳で FHS 及び XDG Base Directory Specification の勧告に基づいた TeXLive の構成 (2017 年版)
TEXDIR=/usr/local/share/tug/tl/2017
TEXMFLOCAL=/usr/local/share/tug/tl/local
TEXMFSYSVAR=/var/tmp/tug/tl/2017
TEXMFSYSCONFIG=/etc/tug/tl/2017
TEXMFVAR=~/.cache/tug/tl/2017
TEXMFCONFIG=~/.config/tug/tl/2017
TEXMFHOME=~/.local/share/tug/tl
事前に /2017 以上のディレクトリは作成しておかないといけない。
とりあえずこの構成で満足だし,TeX も順調に稼動している。パッケージやドライバの読み込みも無問題。