■ wimeの実行
wime4.0.0以降では、「wime -e atok」で起動する。

■ wimeによるWindows版ATOKでの変換を試す
ng-canna(注1)は、設定せずに、直接Cannaが扱えるので、
ng-cannaなどで、ジャストシステムのサイトで例示されている
二重敬語の校正指摘の例文を変換してみるとよいでしょう。
変換候補が以下のように表示されればATOKが動いています。
「お読みになられる《二重敬語「→お読みになる」》」
あとは、canna.el(注2)でも、yc.el(注3)でも、
scim-canna(注4)でも、kinput2 -cannaでも、
あたかもCannaServerを使っているかのように使用できます。
もちろん、この場合は、.cannaも読んでくれますので、
.cannaで、変換候補を1回で開くような設定をしていても、
(setq romkana-table "KANAinput_JibunKeyBoard.kp")
みたいな設定をしていても大丈夫です。
(注1)Emacs like。pkg(8)では「ja-ng-canna」。
(注2)現在のほぼ公式と言ってよい、
     https://ikumi.que.jp/cmp/emacs.html
     での、canna.elは、執筆者としては、yc.elで
     満足しているため未検証です。
     昔ながら(Muleなど)のcanna.elは、ng-cannaで
     いけるので大丈夫だと思います。
(注3)公式サイトは http://www.ceres.dti.ne.jp/~knak/yc.html 。
     pkg(8)に「ja-yc.el-emacs27」などとして存在する。
(注4)https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1107211157/993-n