84 名前:オレンジ ◆EdcCeTnAOI [sage] :2018/04/15(日) 15:06:05.74
優しかった母が壊れた母の病は統合失調症"
娘を連れて、裸足で街をさまよい、鬼の形相で包丁を向ける。
それでも母の病と共に生きた娘ユキ。果たしてどんな病気だったのか?
母が27歳の時、壊れ始める。
どこからともなく自分への悪口が聞こえる。
外に出ても自分を罵倒する声は鳴りやまない。
聞き覚えのある声のようにも思える。
監視されているのか?目の敵にされている。
どこからともなく聞こえてくる、謎の声。
何かに苦しむひさ子の行動に家族も異常を感じていた
そんなことが続き、ついには近所から電話があった。
ひさ子が、土足で上がり込みうずくまっているという。
あの嫁はおかしい...近所からささやかれた。
家族はひさ子に出ていってもらう事を決めた。
4歳のユキと離されひさ子は1人千葉の実家へ帰され
だが、娘のユキは「どうしても母親と一緒にいたい」と母のもとへ。
でも母の状態は変わらない。異常な行動で娘を困らせ続けた。
そして母はついに精神科病院の隔離病棟に入院することになった。 娘に包丁を向ける母"
朝、ユキが目覚めると、母の様子が豹変していた。
「殺す」と言いながら包丁を握りしめる。このような恐ろしい豹変は度々。
しかし、時間が経つと正気に戻り泣きながら娘に謝る母。
ユキが17歳の時、母の決断で両親は離婚した。
母娘2人での生活。母のそばを離れられず友達とも遊べないユキはつい辛く当たってしまう。
だが強く責めれば、それがまた母のストレスとなり症状が出る。 その繰り返し。
母「怖い怖い怖い・・・私誰かに狙われてるから警察よんで」
繰り返される妄想や幻覚。
症状のパターンは増え、回復にも時間がかかるようになっていた。
2人は出口の見えないトンネルの中にいた。
そして2013年。 発病から36年、母のひさ子さんは誤嚥が原因でこの世を去った。
36年間、統合失調症の母と向き合い壮絶な日々を過ごしてきた中村ユキさんは 13年前に結婚。
http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20161130_01.html