今までの歴代のオカルト否定派やあの世・幽霊否定派の芸能人を全員集めて
無になるのは怖くないか?というのを番組企画で論じてほしいわ。
死ぬのは怖くないか?ではなく、はっきりと無が怖くないか?と。

俺も否定派だし否定派だからこそタナトフォビアになったんだが
ああいう連中がテレビやラジオで幽霊なんかいる訳ねーじゃん
みたいな事言う度に本気で腹が立つのよ。
霊を否定するって事は死後の無を認めるって事で、
自分自身も必ず無になると己で認めるのと同じなのに
それをメディアで語る奴は揃いも揃ってどこか他人事で、
自分だけは勘定に入れてないような、自分はそうはならないような、
対岸の火事の体で話している事が本当に許せないし、苛付く。

両親を亡くした者や末期癌でもうすぐ死ぬ者の前で同じ事言えるのかね?あいつらは。
あなたの親は消滅したって。あの世はないから救いもないしお前はもうすぐ無になるってさ。
一人一人に物凄く意地の悪い質問をしてみたい。
例えばカンニング竹山は典型的な幽霊否定派だが
相方の中島忠幸が死んでかなり経つけど未だに心の中で想い続けてる?
でもどんなに想っても彼はもう無になってるしあんたが想ってる中島忠幸は
あんたの心の中だけの中島忠行でしかなくて本人じゃないし、
つまる所ただの自己満足でしかないんだけどそこら辺どう思ってる?
幽霊を否定するって事はそういう考え方な訳でしょ?
みたいな殴られても仕方がない事を一人一人に聞いてみたい。

詐欺師の霊能力者が騙すのが許せないとか
そういう義憤の正義感で否定しているのもいてそれは解るんだよ。
フーディーニがインチキ霊能力者を論破し続けたのは
本物の霊能力者を見つけて死んだ母親の霊を呼びたかった一心故にだしな。
だがそういう他人が生き返ってほしいみたいな願望や他人が傷付くのが許せないじゃなくて、
あんたは?あんた自身は無になるのが怖くないのか?って聞いてみたいのよ。
テレビやラジオでオカルト否定の話題になってもそれを聞く奴を見た事がないんでね。