診察時
大饗 「君は今何をしているの、家のほうでは寝むれていますかね、どうですかね…」

自分 「今、パソコンでドイツ人とロシア人と一緒にいろいろと、開発しています、あ、そこそこ、左下の赤い狐のアイコンのこれ、これこれ、これだったの、ほら、Firefoxを開発しています]

大饗 「開発をしている…・……………・具体的に言うと」

自分 「いや、具体的ってねえ、いろいろあるわね、Developerヴァーとか他にもdonationしたりね、素人なのでね、悪かったね、田舎者でね、それでねえ、処方はどうしますの」

大饗 「高井先生の診断書では君は統合失調症という診断になっているようだが、君は普通じゃないか、ねえ君、こういう医者と患者の立場って奇妙だよねえ、なんか不自然に感じないかな」

自分 「どういうことですか、チェホフの六号病棟とかの話の感覚ですかね、ええ、どういうことですか、先生の書籍を全て名古屋市図書館にあるぶんだけは全て読みましたよ、所謂あれは、フロイトの延長線上の話ですかね」

大饗 「…・……チェホフ………誰それ、フロイトは君、あれだよ、科学ではないからねえ…ユングの方が、、、エラノス会議でねえ、所謂… 」

自分 「ああ、そうですか…コーランはお読みになられましたかね。井筒俊彦さんが好きそうですけど、お読みになられましたかね、何処かしらで書いてありましたよ、そう、あのフロイトの「快感原則の彼岸」や「文明の不満」または「幻想の社会」とかで、ほかにはアンナ・フロイトは児童分析の祖ですが、そちらはどうでしょうか」

大饗 「へえ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、コーラン、、、、、特定の宗教とか好きなの、、、、どうなの、、、、」

自分 「本田さんから聞いておられませんかね、僕は宗教自体は好きですけど、宗教学の方です、たとえば、解ると思うけどなあ、なんか僕が多弁で躁状態になっていると思われそうですわ、先生も喋ってください、で、この薬は駄目ですわ、これで20キロも太りましてね、これって、どうなりますかね…損害賠償請求できますか…あるでしょうそういう制度」

大饗 「…(ポヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)今日の処方がこれとこれね」  独白(何だ今の異常な高圧感というか威圧感とか知識はあるようだけどどこがおかしいんだろう…一度読んでみようかな…) 数週間後に買って読む

言っている意味が段々段々わかってくる、狂った社会情勢にあっては正常な者と狂った者の境界が曖昧になり、ときには逆転することもある、たとえば」士農工商やフランス革命、ほかにも例を挙げればキリが無いが、言っている意味はご理解いただけであろうか 


また

光文社の株が上がるわ

見とってん
上げるにん