「A WILL」
りﾌﾞーﾄ後のｵﾘｱﾙ1作目。
ｱﾙﾊﾞﾑﾀｲﾄﾙ「THE LUNA SEA」でも良かったぐらいの、誰もが思うLUNA SEA像ﾄﾞ真ん中の楽曲群。
ｲﾝﾃﾞｨーｽﾞ盤LUNA SEAからstyleまでの流れを系譜とし、styleからの直属の次のアルバムと言われても全く違和感ない。
とにかくﾄﾞ真ん中。

「LUV」
ポップすぎるど言われるが、3と6の気の抜けたようなイントロがアレなだけで、アルバム全体がポップか言われると特にそうでもない。
明るい印象はあるが、「SHINE」〜「LUNACY」の暗黒期に比べれば全然余裕。
8の隆一は河村ソロのsugarlady臭がするにはするが不思議と違和感なく心地良い。
前作とはまた別ベクトルの、前作の対となる位置付けのアルバムだと考えると全然アリである。

「CROSS」
初聴時の印象は「なんだこれは」である。
疾走感ある曲ほぼ無し。かと言ってポップな曲も無し。昔のC/Wのような重い曲がある。優しい曲もあるにはあるがバックの演奏がなんか普通じゃない。
「わけわからんが、とにかくもう一回聞きてぇ！」となる。
「理解するためにもう一回聞こう」、じゃなくて進んで「聞きてぇ！」と。
アルバム「mother」を発売日に買って帰ってきて、部屋で聞いた時のあの時の感覚に近い。
よくわからんがとにかくなんか凄い。
結果りブート後で一番中毒性高い。