【続き】
Serg008尊師の改造法を解明すべく、GA-990X-Gaming SLI (rev.1.0)_F1のBIOSを使って解析した。
<1>
まず、PhoenixTool(2.66)でBIOSを改造(Module法、SLIC:ASUS2.1、SLPなし、RWEなし、Advanced設定なし)
→ その後、尊師の改造BIOS(ASUS2.1)との相違点をバイナリエディタを使って解析。
<2>
その結果、オフセット値 0x001369B0 から始まる SlpSupport(Driverモジュール)と、それに続く2つの
SLIC関連のFreeFormモジュールのうち2番目のモジュールの2つが異なることを確認。
(当初ACPIのDriverモジュールが異なると想定していたが、このモジュールは全く同じであった)

○SlpSupportモジュール:尊師BIOSの方が224バイト小さく、中身としては「SLPSUPPORT2.MOD」を改変編集
               したものと思われる。
 ○2番目のFreeFormモジュール: 尊師BIOSの方が末尾4バイト小さいが、中身はいくつかのHex値を除いて殆ど同じ。

<3>
さて次に上記解析を基に、類似のGA-970-Gaming[f2]の改造(ASUS 2.1)にトライ。
PhoenixTool(2.66)にてBIOSを改造(Module法)した後、ToolのStructure機能でBIOSのツリー構造を表示し、
<2>で確認した2つのモジュールを尊師のモジュールでReplaceした(SlpSupportモジュールは汎用モジュールであり、FreeFormモジュール
の方は双方ともにASUS2.1のSLICなので流用できると判断)。

上記方法で改造したBIOSをうpしたので、参考にされたし。
http://up2.karinto.in/uploader/download/1524589601.zip
(パス:giga)