↑のシナリオ別Ver

白亜紀での文明の発展は順調に進んでいるかに思えた。
だが、白亜紀の環境を乱す身勝手な人間達を、現地の生物達が
許すはずもなかった。
人間が白亜紀に侵入して300年
歴史を乱した人間達に、鉄槌が下された。


文明都市に危険生物が大挙してなだれ込み、人間と危険生物との
10時間戦争が始まった。
ほんの数名の生き残りは、「現代世界」に定住することを決めた定住民達に
この事態を知らせるべく、白亜紀側のポートゲート(テレポゲート)を開いた・・。

だが、これが最悪の結果・・・・最悪の介入者を招くきっかけになった。
タイムポートは「現代」側と「過去」側に一つづつ存在し、このポートを
管理する、いわば門衛がポートの開け閉めを行う。
だが、「過去」側のポートはこの騒動で暴走を始める。
ポートは白亜紀の空間を雲のように発生・消失を繰り返し、現地の
危険生物達を吸い取り、「現代」へと送り込んで来る。
「現代」から「過去」のポートを閉じる術はなかった。

「現代」に残った人口は限りなく少数で、政府などはとうに陥落。
国を統制する代表者などいなかった。いくつかの交通機関は存在するが、
そもそも彼等の生活から「ビジネス」は消えていた。つまり、全てのモノが
無償で手に入る。 それ故、自然と犯罪は減少し、地球資源復活のため、
各国の住民達は互いに協力するようになった。