ベーマガは独学のための教科書だっただけでなく、勉強の動機付けになってた気がする。

最初はわけもわからず、コードを入力して、動かずに、間違い探しをしていたのが、
だんだんと読めるようになり、思い通りに改造できるようになり、やがて
作品を投稿するようになり、ついには掲載されるようになった。

自分の身の回りにベーマガしか情報収集源と発信源がなかった時代と比べれば、
今は恵まれていると思うけど、学校帰りに書店で自分の本名とプログラムが掲載された
雑誌を見つけたときの、恥ずかしくも誇らしい気持ちは、もう味わえないのかな、
と思うとちょっと切ない。