どのような偉業も時間と共に何もなかったかのように過ぎ去っていく
人生が空虚であることを見せつけ、心を折りに来るのがこの世界の真の姿だが
ここまで来ても、まだ手を動かし続けられるならその人はその道の成功者だろう
なぜそこまでいって辞めないのか考えれば、そこにはもうエゴも怒りも金も欲も消え失せて
生きていることへの感謝だけが残ってるんじゃないだろうか
創作の終着点とは全てを失っても唯一残された選択肢であり、息を吸うのと同じ生きる原理と直結したものなんだろう
ここを見てる底辺はその境地までたどり着けないだろうし関係ない話だが、この前近所のファミレスで
金と名声全てを手にしてから新作を出さなくなった巨匠漫画家が老いながらも一人で絵を描いてる姿を見てそう思ったな