「そ、そんな……絵を描くにはAI神に呪文を送信して絵が送られてくるまで待ってないといけないのに……」
「俺はただ普通に絵を描いただけだが?」

「依頼に忠実、かつこちらの要望を叶えてくれている……!AI神は細かいオーダーの融通が効かないのに……!」
「クライアントとの擦り合わせは絵師の基本だろ?」

「なんですか!?この高速絵描きは……!?」
「ラフだよ、簡単な絵ならこれで十分。
AIはラフや線画なんてしてくれないよな」

「絵描きよ、貴様はやりすぎたのだ」
「ば、バカな!俺の描いてきた絵をラーニングしてパワーアップしたのか!?」