去年あたり、新型のブーメランやクルガンツェフは45mmまたは57mm砲を装備すると聞きました(実際には従来通りの30mmを装備)。
更にATOM(57mm砲を装備するがATGMは無し)を見て思ったのですが、この手のIFVはATGMを棄てて45mmや57mmといった大口径機関砲と機銃だけを装備した方が良くないですか?
現状ATGMはAPS・反応装甲・空間装甲等で割りと簡単に無力化されますし、今後APSの進歩に従ってますます活躍の余地が減ります。そして誘導装置も含めて非常に高価です。
一方大口径の機関砲弾なら上の対抗手段を無視できますし、命中まで誘導を続ける必要もありません。威力的にも戦車の正面装甲以外なら抜ける、つまり役割はATGMと同等です。
ケチをつけるなら機関砲では届かずATGMなら届く距離、つまり4〜5Km離れた敵車両を接近せずに攻撃できなくなるのですが、それはIFVではなく戦車の仕事でしょう。
実際どこもそんなIFVを作っていない以上この考えはオカシイのでしょうが、どの辺がオカシイのか意見をもらえたら嬉しいです。