『これが潜水艦だ−海上自衛隊の最強兵器の本質と現実』
 (光人社NF文庫:中村秀樹)
 −52頁−
 ところで、少数のこのミサイルを撃ち尽くした後は、どうするのだろう。陸海空を問わず
自衛隊はタマ(ミサイルは特に)がないことが玉に瑕(きず)、の軍隊である。
補給すべき在庫があるのかどうか。あるくらいなら、まず定数を搭載するのだろうし。
万々が一にあったとしても、洋上で補給することは至難であろう。ミサイル戦が
終わった直後に、砲力に勝る敵が迫る危険性が高い。私が敵の指揮官なら、
旧式でも火力に富む艦を、ミサイル戦の後(あと)に安心して突撃させる。
海上自衛隊の火砲は、豆鉄砲だし、装備数も少ないから、時代遅れの砲撃戦には、
とても弱い。おまけに、とても実戦的とは言えない実弾射撃訓練を何十年も
続けているから、実戦では、あっと言う間に撃破されるのだろう。
 
 『本当の潜水艦の戦い方−優れた用兵者が操る特異な艦種』
 (光人社NF文庫:中村秀樹)
 −40頁−
 破壊力が最も優れている物は魚雷である。炸薬量が多いことと、水線下に
被害を与えて、艦船の重要部分や浮力に直接に影響する被害を与えることが
主因である。砲爆弾で大破した艦を、魚雷で撃沈、または処分して止(トド)めを
刺した例は多い。(昭和49年(1974年11月に、東京湾においての衝突事故で
炎上したLPGタンカー「第十雄洋丸」の撃沈処分の際に、護衛艦の砲撃では
効果がなく、最終的に潜水艦の雷撃で撃沈したことは、記憶に新しい)
 
 
>>554
>>548
>ありがちな子供の軍事妄想だね、小説かなにかのネタにしたいの?
 
 中国の挑発に、門外漢ながら頭を抱えていまして、ド素人ながら、
何か対策を考えなければ、と焦(あせ)っていまして。