貴官らは飛び越し着艦の一を知ってその二を知らん。
飛び越し着艦は、ただ着艦する事のみにあらず。
すでに十分高い搭乗員の練度をさらに高めるのを目的とす。

すなわち、飛び越し着艦熟練した搭乗員ならば、大和艦橋を飛び越えて艦首「大和坂」にも着艦可能となるのである。
(民明書房 刊「空母航空戦外史」)