>>649

>実際の空母と同じ状況で訓練できる訳ではない
小職と判断が逆だね。
>>648の資料を、深く検討してみよう。
「着陸指導板」や夜間用の「着陸指導灯」を用いて、定着訓練を行うわけだから、
空母の「着艦指導灯(照門灯、照星灯)」と同じ原理で、着陸を訓練しているわけだ。
 http://bahia.gozaru.jp/topics/school_parts/carrierland.jpg
 > 地面の高さに青色(芝生の飛行場では白色)
 > 約一メートルの高さに、赤色の指導板を置き、
 > その間隔を調整して、この二つを見通した線が五・五度から六・五度になるようセットする。
というセッティングで、定着訓練してるわけだから、降下角はほぼ同一だ。
更に、陸上である以上、風速に応じて、何かしらの調整は必要だが、
 > 風速によって角度を変える。風が強いほど角度を大きくする。
とのこと。

空母は、適宜な速度で航行することで、着艦直前の向かい風の風速をほぼ一定化していた。
そういう意味では、向かい風の風速が安定しない陸上での着陸と、実は結構ドッコイドッコイとは言えないだろうか?
そりゃ、海の上を航行してるわけだから、右に左に前に後ろに、多少は揺れるなかでの着艦にネガティブはあるにせよ、
風速一定で降下できるメリットがある、母艦への着艦。
そういった、波に応じた揺れは全くないが、「風速が安定しない」陸上への着陸。
雨で飛行甲板が滑りやすくなってるなか、難易度が高い着艦をヤレ、と言ってるわけじゃないんだしね。


なお、赤城艦上には、六空司令の森田千里大佐が乗艦してたわけだから、
源田だと位負けするだろうけど、少将たる草鹿なり、中将たる南雲が、森田司令に対し、
(史実以上に)協力要請をすることは、不可能な事象ではない。
事実、六空飛行隊長の兼子正大尉はじめ、計3名は、第四直の上空直衛に挙がってるわけだ。
一航艦幹部に六空への直接の命令権がないなら、六空司令が兼子正大尉たちに命令した形になるのだろう。