>>840の続き
つまり、南雲司令部批判の急先鋒である黒島参謀自身が調査した結果は、

『赤城は該当情報電を受けていない』

ということです。
常識的に考えれば、調査対象は“直接受信、転電、敵信傍受”の全てが該当すると思われます。
(同戦史叢書での記述では、黒島参謀は「情報は大本営からだったと思う」と回想)

ただし、同戦史叢書の筆者注には
「黒島参謀の別の回想では、空母の呼出符合を傍受した際とある。
記憶が混乱している節がみうけられた。」
とありますので、
黒島参謀自身の本件に関わる回想は一定していないようです。