P-51の胴体燃料に関わる操縦の注意事項なんかを読むと、
機体の不安定なことを抑え込むためにパイロットは操縦桿を細かく押し引きするらしい。
つまり操縦系の剛性が高いことが必要なわけで、
故意に剛性を落としたことで有名な零戦なんかは、
機体自身の安定性が高くないと飛べないのかもしれない。
比較対象としては、操縦系の剛性が高く、胴体内燃料タンクが大きくて、
神経質な層流翼、と似たところの多い紫電改あたりが適当じゃないだろうか。