>>109
>北進説は末端の威勢か虚性のような現実離れした実現性を伴わない底床であった

米国に勝てないなら中国に勝つというのなら理解できる。それこそまさに「大陸打通作戦」だ。けれどもソ連に勝てない
なら米国に勝つなんてのは全く理解できない。日本はついこの前まで工作機械を米国から輸入していたのだから。

>>106
>当時、ソ連機甲師団の実力をいちばんよく知っていたのは、ノモンハンで手痛い目にあった日本軍だったかもしれない。

ロシアでは今もそう信じられているようだ。この前もメドベージェフ大統領がモンゴルでそういう演説をしてた。
ノモンハンでジャップが痛い目にあって怯んで北進を諦めたから、モスクワ戦でドイツに勝利できたのだ、と。
だが日本軍はミッドウェーやガタルカナルでいくら痛い目にあっても、戦争を止めようとはしなかったはずだ。
日本の敵は第一に中国で、その次が米国で、その次がイギリスで、ソ連は一番後ろくらい。本気でソ連と戦争するのなら、
真珠湾ではなくウラジオストークを攻撃するだろう。つまりロシアが日本を意識するほどに、日本はロシアを意識していない。
但し日ソ中立条約でソ連が『満州国』を承認してくれたことは特筆に価しよう。

>ソ連はアジアで日本とも対峙せねばならず、ドイツと戦争する余裕がなかった

>対独戦に振り向けられていた戦力より大きく、723119名の兵力、戦車4638両、航空機4777機、自動車6万余台、
>トラクター1万余台、砲14062門などと、やたら記録をとる民族だけに詳しいのだが、

こういう反応は「過剰」としか思えない。日本はノモンハンでソ連と戦争しながら、もう一方で中国とも戦争していたのであり、
ソ連に戦争仕掛ければ貴重なチンピラゴロツキ殺戮隊が傷ついて、中国人を喜ばせる結果になってしまう。