>>833
> 問題は欧州がアメリカはおろか中露にすら追いつかれてしまってる問題で

アメリカと西欧に関して言えば、第2次大戦でP-51がRRのマーリンエンジンを積んだら名機になった時代ならいざ知らず
戦後のジェット戦闘機の時代ではエンジン技術でも機体技術でもアメリカが西欧を引き離す一方で勝負になっていなかったのが実態だから
追いつかれるも何もジェット時代では最初からアメリカがリードしてどんどん差が開き
今や西欧は機体技術でもエンジン技術でもアメリカの背中すら見えなくなってるのが実情ですよ

結局西欧でアメリカのGEやP&Wに対抗できるレベルのジェットエンジンを作れたのはRRだけだったのがイギリスの没落と共にRRも力を失い
GEやP&Wとの差が開いてしまったわけで、それ以外の西欧のジェットエンジンは最初からGEやP&Wの相手になれるレベルに達しておらず勝負にならない

西欧とロシアならば以前からロシア(あるいはソ連)のほうが戦闘機でも戦闘機エンジンでもリードしていたわけで
西欧は以前から旧ソ連ほど冶金学の研究が高度なレベルに達していないからね
まあソ連・ロシアのエンジンは大出力だが寿命が短いのは玉に瑕なのだが、いずれにしても西欧はソ連・ロシアほど
大型の戦闘機を設計し纏め上げる機体技術はないしそんな大型戦闘機を飛ばせるエンジン技術もない

問題は、西欧がチャイナに追いつかれた場合だけだろうね
だが今のところ機体はともかくエンジンに関してはチャイナは信頼性はもちろん推力でもアメリカやロシアのエンジンとは勝負にならないし
西欧のエンジンと比べても推力はともかく信頼性や寿命では相手にならない
西欧もチャイナ相手ならばアドバンテージを確保し続けられる時間がまだ少しは残されてると思うよ