>>188
旧ソ連の潜水艦は総じて寒い海で行動するように設計されており、
熱帯の海で行動することは想定されていなかった。

だが、古くはキューバ危機、新しくはインド海軍への原潜リースのころから、
熱帯の海で行動したときの、艦内の居住環境が問題になる、
しかし、艦内の空調設計をイチからやり直すのも・・・と、いうことで、

ソ連海軍が手っ取り早い方法として採用したのが、日本製の民生用エアコンを艦内に据え付けることだった。
メーカーは明らかではないが、何せ民生用、お金さえあればどこでも買うことができ、
日本製ならではの品質と性能、よく冷えるのもさることながら、静かさが潜水艦にはうってつけだったのである。

・・・ってのがあらすじだが、
なにごとにつけ、手っ取り早い方法で解決するのがロシア人らしいわなあ・・・。