帝国陸軍は愚かで非合理だからアメリカと戦争したのか?
〜『経済学者たちの日米開戦 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』牧野邦昭・摂南大学経済学部准教授に聞く〜
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13643

『独逸経済抗戦力調査』では、

ドイツの経済抗戦力は1941年がピークで、その後低下する。
英米長期戦に頼るにはソ連の生産能力を利用しなければならない。
食料不足が表面化しており、ウクライナからの供給が必要。
石油も不足しており、ルーマニアからの供給だけでは足りず、ソ連のバクー油田からの供給が必要。
 しかし、ドイツがソ連の各種能力を利用するには、ソ連との決戦を短期で終了させる必要があり、
長期化した場合は、「対英米長期戦遂行は全く不可能」となると、悲観的に述べられている。