戦線を広げ過ぎたため、特に石油が不足
モスクワ防衛戦で敗退した後は、もうトルコ方面以外は「石油使用量を減らすため」兵站路の整備をほぼ1年かけてやるしかないんだよ
ドイツがトルコへ侵攻した場合、トルコは表面上は抵抗した風に見せかけるけど、実際はほとんど素通りさせる
それほど対英・対ソ感情が好転していなかったらね
確かに戦力としては綱渡り以外の何物でもないけど、モスクワ防衛が最優先だから見せかけ兵力(ドイツ軍以外)をモスクワに近い最前線近くへ増援分として配属すれば、モスクワから兵力を割けない
また、バクーを占領する必要は皆無。目的はバクーの石油設備をソ連の手で徹底破壊させ、1943年1月末まで供給を遮断すること
当時ソ連全産出量の約72%が破壊されるため、完全代替するのは不可能であり、スターリンが気が付いた時にはもう手遅れかつ戦線膠着

米海兵隊ギリシャ本土上陸の前に必ずクレタを占領しておく必要があり、戦力・戦略としてもトーチ作戦の代わりにギリシャ侵攻を開始しなければならないため、
米東海岸からの輸送距離が北アフリカ大西洋側と比較して長くなるため、戦力集結は1943年1月までずれ込む

石油については、レンドリース極東航路により無理やり供給するものの、多数のタンカーが引っこ抜かれる
シベリア鉄道も輸送量が追い付かず、兵器生産に支障
そのため、アメリカ・イギリス両海軍も大規模攻勢に出られなく、主に日本海軍の復旧を許してしまう