>>12
現場部隊の日誌とか関係者への聞き取り調査の内容とか見ると、潜水艦が船団を襲うための要素が大量にあるわけで暗号ってのは気づきにくい要素なんですよね
どうしても襲われたと気付くのは雷撃された後の話で、その前段階の潜望鏡発見や発射音らしきものを認める(誤報を含む)って要素があってのものなのでどうしても視認距離の気づきになってきますね
これが護衛艦が揃ってくると電探での探知・虚探知や、通信担当者からの怪電波源の複数点の確認(複数なので狼群が水上進撃・集合しているのでは)という所に気づきが向いてきますし、
護衛艦乗組員が即席とはいえ教育を受けた後なので潜水艦は3隻1チームで襲ってくる可能性ありとか、水上速力20ノットで先回りする可能性あるとかの視点での気づきが出てきますし、
特設船団司令部なり現地艦隊司令部なりへの報告も上がるようになってきますね

船団指揮官なんかは暗号解読とかよりも、基幹航路は知れているので、夜間に衝突防止で船間距離広くとって1列航行したするのがレーダーに拾われやすいのではとか、
護衛艦のレーダー性能が安定していないのでギリギリの距離で追跡されているのでは(日本軍の潜水艦の漸減作戦やww2初期のUボートの夜間水上進撃の様に)という感想の方が目立ちますね

あと、司令部側だと虚探知や誤認なんかも確認しきれない(護衛艦が少ないので制圧して確認できない)ために、暗号解析で効率的に会敵していると判断するのは難しいかと