海自の救難飛行艇 事故機体の一部陸揚げ 日テレNEWS24
ttp://www.news24.jp/articles/2015/06/20/07277710.html

海上自衛隊の救難飛行艇が高知県沖で訓練中に離水に失敗して水没した事故で、海底から引き揚げられた機体の一部が
19日、山口県岩国市の岩国基地に陸揚げされた。
フライトレコーダーも回収されていて、これから事故原因の究明作業が本格化することになる。岩国基地への陸揚げ作業は19日午前8時頃に始まり、
台船で運ばれてきた救難飛行艇・US−2の機体の一部をクレーンでつり上げ、トレーラーに積み込む作業が行われた。
この事故は今年4月28日、海上自衛隊岩国基地所属のUS−2が高知沖で訓練中、エンジン1基とフロートが脱落して離水に失敗し、
乗員5人がケガをしたもの。その後、機体は海底300メートルまで沈み、今月14日から引き揚げ作業が行われていた。
事故や引き揚げ作業の過程で機体はバラバラになり、今回は胴体や左翼の一部、プロペラが岩国基地に運ばれている。

事故で水没の海自US2、胴体中央部引き揚げ : 地域版 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
ttp://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/yamaguchi/20150620-OYS1T50027.html
ttp://www.yomiuri.co.jp/photo/20150620/20150620-OYS1I50003-L.jpg

海上自衛隊岩国航空基地(岩国市)の救難飛行艇「US2」が高知県沖で訓練中に機体が損傷し、乗組員5人が軽傷を負った事故で、
水没した機体のうち胴体中央部などの引き揚げ作業が終わり、19日、同基地に陸揚げされた。
海上幕僚監部の事故調査委員会が胴体中央部にあるフライトレコーダーなどを解析し、事故原因を調べる。

同基地によると、US2は4月28日、高知県足摺岬の北東沖約40キロの海上で訓練中、エンジン1基が脱落するなど機体が破損。
その後、水深約300メートルの海底に水没した。今月14日に始まった引き揚げ作業の過程で、
操縦席を含む機体前部や左右の主翼などが切り離された。

引き揚げられたのは、機体の胴体中央部と右主翼内側のプロペラ、左主翼の一部など。17日に回収し、台船で同基地まで運んだ。
同基地は今後、機体前部など海中に残った部分も引き揚げる予定だ。今回の作業に要した費用は約1億7500万円に上るという。