メイド・イン・ジャパンの「戦車」は薄すぎて使いものにならない

軍事ジャーナリストの加藤健二郎さんは、日本工業が戦車製造で悩みどころとする、
ある致命的な欠点を指摘しています。その日本工業の苦手種目とは「硬い硬い鉄」である。
そう、日本の工業は、硬い金属の生産や加工においては、イタリアより弱い。

「61戦車に、105ミリ砲弾を命中させると、戦車の砲塔は粉々に吹き飛んだ。あれじゃ、
戦車の意味ないよ、と感じた」と陸自の2尉が言っていた。また、機関銃弾で74式戦車に
穴があいた弾痕を見てしまった隊員もいた。

「硬い鉄に関しては日本はイタリアより弱い」について。日本のイージス護衛艦の速射砲の
砲身はイタリア製、米陸軍の正式拳銃はイタリア製。つまり、銃砲身という硬さが大事なモノ
にイタリア製なのだ。工業において、イタリアより日本が弱いものがあるなんて、愛国者にと
ってはショックかも。

また、スウェーデンやロシアに詳しい商社マンさんは「硬い鉄というのは、製造してから20年
以上とか放置して寝かしておいてできるもの。日本の産業界には、そういう長期視点な価値
観が欠けてるかも」と。

とはいえ、安心せよ、愛国者たち。中国製の銃身もかなりヤバいらしいから。
同じカラシニフ小銃でも、中国製は、射撃を控えながら使わないと、銃身の熱変形による事
故があるので…、これは、カラシニコフのある戦場経験者の基礎知識。
http://www.mag2.com/p/news/140969/2 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:7bff9ed63942b4cd01610d20b2c06e65)