まあ最近の映像番組がまったく感銘を受けないのは、あまりにも言葉に頼り過ぎているからだな
タイトルからして目を引くため長々とそれ自体が番宣になっている、しつこくしつこくナレーション
して最後に証言者の声で締めくくってひたすら言葉で説得相として映像の持つ力を殺している

昔のドキュメンタリーや昔懐かしきハリウッドのアメリカ絶対正義の戦争映画や日本の時代劇
の合戦シーンなんて一言も余計な事を言わずに映像だけで黙々と戦争の残虐さを引き出している

映像の力を生かすことのできなくなった日本の映像制作者はいくら気をいれて宣教しょうとしても
空回りするだけだよ、小うるさい言葉が本来の映像の持つ魔力を相殺している