>>93
>やはり独ダイムラーや、英ロールスロイスみたいに、自動車産業がシッカリしていないとエンジンは作れない

ドイツと日本の決定的な違いは、ドイツは戦後直後から譲歩せざるをえない弱い立場だった点です。ドイツは東西に分断され、
そのままではNATO(北大西洋条約機構)にも、国連にも参加できない状況でした。周辺国との早期和解が不可避だったのです。
それに比べて日本の戦後処理は、52年の台湾との間の日華平和条約、65年の日韓基本条約、72年の日中共同声明と、
終戦から時間が経っていました。空白期間に復興が進んだことで、日本はアジア諸国よりも経済的に優位な立場で戦後処理に臨めたのです。
<神戸大学大学院 国際協力研究科 教授 木村 幹 呉 承鎬=構成>
http://blogos.com/article/134914/