>>162
>ヨーロッパでは10kmも行けばとなり町の飛行場があるから航続距離短くてもいいんだと他スレで言われた

もうひとつ面白いのは、この本で最初から最後まで 主役を務めるのがメッサーシュミットBf110という
独夜間戦闘機であること。 開発当初は駆逐戦闘機などと呼ばれ、その高速度と重武装、長い航続距離
を誇ったものだったが、 時代とともに技術が発達すると高速度の優位性は失われ、むしろ双発であるがため、
単発戦闘機にくらべ鈍重で、「英本土航空戦」ではハリケーンや スピットファイアにまったく歯が立たなかった。
ところが戦況が悪化して英国の夜間爆撃が始まると、夜間戦闘機として注目され 活躍するようになったのは皮肉なことである。
メッサーシュミットと言えば、Bf109やジェットのMe262が日本では有名だが、 大戦中ずっと最後までドイツの空を守って
いたのはこのBf110であり、 その数、実に6000機以上が生産されたことを知らないでいるのは悲しいことだと思う。
http://homepage3.nifty.com/~fwix7026/books/ww2/sternen.htm