タイフーンの「機体そのもの」は酷評されるほど悪い物ではない。寧ろ機体性能は4.5世代機のなかでは最も優れているかもしれない。
問題点は概ね
・本来、施されるはずだった改修、発展型の製造が為されないこと
・開発の遅滞によるコスト増
・製造段階での欠陥(おそらく、設計面では問題ない?)
の三つで、どれもその原因がタイフーン自体に由来するものではなく、開発参加国に拠るもの。
つまり、昨今のタイフーン低評価の流れは機体性能を原因とするものではなく、共同開発によるいざこざによるものではないかと思う。