平成28年度の装備庁の中期技術見積もりによれば

>アビオニクス技術
>第5世代戦闘機と対峙する上では、ステルス機を早期に探知するとともに、自らの存在を暴露しないLPIレーダ、
>大型機・無人機ともネットワークで結び高度に情報化・クラウド化するためのデータリンクが重要となる。
>ステルス機に搭載するアビオニクスは、CNI(Communications, Navigation and Identification)全般にわたって、
>目標機のESMによる被傍受性を低減(LPI)するために、放射制御(Emission Control)が必要である。
>とりわけ、レーダはアンテナ等が目標からのレーダ反射源になることを防止するとともに、自機のレーダ波が
>目標のESM装置によって探知/識別されることを局限することが、ステルス機に搭載する上で不可欠である。
>これまでの戦闘機搭載用レーダの開発を基盤とすれば、おおむね5年から10年でLPI化技術の技術課題を
>解明することが可能である。
>また、データリンクも使用周波数、その帯域幅及び既存器材との整合性確保を別とすれば、
>データリンクのLPI化技術はおおむね5年で技術課題を解明することが可能である。
>僚機間において高速・大容量通信を可能とする僚機間秘匿データリンク技術については、
>おおむね5年で技術課題を解明することが可能である。

とあり、J/APG-2を改良したレーダーやデータリンクが作れるようになるのは、10年ぐらい先なので
既存技術でやるしかない