>>151
実際、台風にやられてるし、米海軍以外の海軍なら制海権を喪失していたくらいの被害を受けた

>台風による艦隊の大被害
太平洋戦争中、ハルゼー大将指揮の米海軍第3艦隊は2度にわたり台風による大被害を受けた。
最初は、1944年(昭和19年)12月18日朝、フィリピン東方海面で第3艦隊の第38任務部隊(高速空母機動部隊)が強力な台風に遭遇し、
駆逐艦3隻が転覆して沈み、ほかに18隻が大破、9隻が損傷を受け、艦上機183機と将兵800名が失われた。
駆逐艦3隻の転覆は、台風と空の燃料タンクという悪条件が重なった結果である。
2度目は、1945年(昭和20年)6月4、5日、沖縄・九州水域に強力な台風が来襲し、作戦中の第38・1、第38・4両任務群はその猛威に
さらされる破目になり、特に第38・1任務群はその位置と針路の関係から甚大な被害を受けた。
この台風により第3艦隊は、戦艦4隻、航空母艦2隻、軽航空母艦2隻、護衛航空母艦4隻、重巡洋艦3隻、軽巡洋艦4隻、駆逐艦以下17隻の
合計36隻の艦艇が相当な被害を被り、艦上機142機が破壊される打撃を受けた。